インタープリターブログ/県民の森(栃木県)

 

【報告・お知らせ】もうすぐ春です!芽吹きも間近〜冬芽の観察〜

こんにちは。

昨日3/26に宇都宮では桜の開花宣言がありましたね!

 

県森でもカタクリやニリンソウなどもぞくぞく咲いてきて春の到来です。

 

 

少し遅れましたが、

先日3/18(日)に開催された

今年度最後の森の集い「もうすぐ春です!芽吹きも間近〜冬芽の観察〜」の様子をご報告させて頂きます。

講師はもちろん、植物の幅広い知識をお持ちの栃木県シダの会会長「田代俊夫」先生。

まずは座学から。

実際にカッターを使い、冬芽の断面を見たり、

ルーペを使い、じっくり観察しました。

座学が終われば野外での観察会

毎年、冬芽の観察会の時季にはダンコウバイが満開になります。

 

展示館前の植栽アカヤシオ

観察した日はぷっくりした冬芽も


1週間ほどで赤い花びらが見えるまでになっていました!

 

 

 

 

 

座学の中でおもしろかった植物をひとつご紹介します。

マタタビ科のつる植物である「サルナシ」です。

白い小さな花を咲かせて、キウイに似た甘酸っぱい実がなります。

そんなサルナシですが、冬芽がどうなっているかというと、

一見葉痕(葉の落ちた痕)しかわからないのですが、

カッターで断面をさいてみると何やらワシャワシャしたものがあります。

この茶色の物は繊維だと思いますが、この周辺にサルナシの冬芽があります。

※画像が見づらくて、ごめんなさい。

サルナシの冬芽は葉痕の周囲などが膨らみ、この中に隠れていて外からは冬芽があるかは見えません。

これを「隠芽」といいます。

サルナシは冬芽自体を内部で守りながら寒い冬を待ち、春を待っているのですね。

そして、なんと今朝その冬芽が樹皮をつき破っているではありませんか!

 

 

 

冬芽を観察することで植物によっていろんな戦略があることが判り、

つくづく植物の生命力に驚かされます。

また冬芽の観察後、春の芽吹きを再度観察してみるのも面白いですね。

 

 

ということで次回の森の集いは、

平成30年度 第1回目となる

4月15日(日)「好きです!春の花」を開催いたします。

講師は冬芽の観察と同じ「田代俊夫」先生をお迎えいたします。現在、参加者募集中です!

 

 

4/30(月)「春の野鳥観察〜さえずり散歩〜」も現在、参加者募集中です!

また今年度の森の集いの予定表が出来上がりました!

県民の皆様に楽しんでいただけるよう、新たな企画が加わりました!是非ご参加ください!!

 

(本多)

イベント・お知らせ・報告など | 2018.03.27 Tuesday 11:28 | comments(0) | - |

県森の春がやってきました!

暖かい日が続いていましたが、寒が戻って今日は寒い雨降り。
 
ではありますが、
先週末、宮川渓谷では早春の花が一斉に咲き始めました!
 
県民の森の2018シーズンがついに開幕です!

18日に早春の主役、カタクリが開花!
例年は気が早い一株が咲いて、順次ぽつぽつと増えていくのですが、
今年はつぼみが出揃ってから一斉に咲きはじめました。

宮川渓谷全域で大きなつぼみが多数出てますので、
今週末に天気が回復したらカタクリの見頃が始まるかもしれません。

キクザキイチゲの花を見つけました。

ハルトラノオも春一番に咲く花。

クロヒナスゲ。

まだ小さなカキドオシ。
これからどんどん伸びていきます。

ヒメオドリコソウ。

アオイスミレも一斉に咲きはじめています。

日当たりの良い場所ではコスミレや

タネツケバナが気持ち良さげに日向ぼっこ。

とてもとても小さなキュウリグサの花は、

アップにしてみるとかわいいのです。

トキワハゼの花も愉快愉快。
 
今は毎日、何かしら新しい発見がある楽しい季節。
ぜひ県民の森で足元の小さな春を見つけてみてください。
-----
4月〜5月にかけて、スミレや早春の花の観察を中心としたガイドウォークの開催を予定してます。詳細は追ってお知らせいたします。
 
(アクツ)
 
自然情報(植物) | 2018.03.19 Monday 15:13 | comments(0) | - |

竹を使ってバウムクーヘン作り〜2月編〜

1月に降った雪も徐々に少なくなってきています。

それでも、日陰部分は圧雪や凍結になっていますので、

通行や散策の際はお気をつけください。

 

そんな中、2月のアウトドアクッキングが開催されました。

今回は【竹を使ったバウムクーヘン】。

寒い中でのご参加、ありがとうございます。

 

 

まずは生地作り。

卵を黄身と白身に分けて、メレンゲをつくります。

野外調理なので自力です。

 

炭火を使って1層ずつ焼いていきます。

ここからが長い作業です。

みんなで作っていきます。

 

出来上がったバウムクーヘンは輪切りにしていただきます。

お味はどうかな?

 

 

 

焚き火台や炭火があったとはいえ、

寒い中での作業お疲れ様でした。

 

 

次回が今年度最後のアウトドアクッキングになります。

内容は【竹筒ごはんとダッチオーブンスープ】です。

 

 

 

 

(石下)

 

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イベント・お知らせ・報告など | 2018.02.07 Wednesday 12:04 | comments(0) | - |

県民の森の雪遊び

1月23日の大雪以来、雪が降ったり止んだりなので、

県民の森はずっと雪景色の中。

さらさらとした雪片が朝日に美しく輝いています。
いつになく雪の多い年になっています。
せっかくなので雪を楽しむおすすめスポットをご紹介します。
森林展示館から1kmほど上がったところの体験の森。
ミツモチの丘を登ると、
羽黒山、そして筑波山まで望む眺望。
足元の育樹祭記念緑地は一面ゲレンデと化しています。
スタッフがためしに滑ってみると、
思いのほか楽しい!
まあ、滑り切ったら、その都度歩いて上まで戻らないといけないんですけどね。
この週末、ミツモチ山を眺めながらの雪遊びはいかがですか。
詳しくは森林展示館窓口でお尋ねください。
ソリの有料レンタルもあります。
(1台100円/1日)※数量限定
 
(アクツ)
イベント・お知らせ・報告など | 2018.02.02 Friday 15:23 | comments(0) | - |

「大寒」の冬芽チェック

年が明けて、あっという間に3週間。
本日「大寒」に入り、
次の節句はいよいよ「春分」。
そろそろ暖かい春が待ち遠しくなってきましたね。

構内で年明け最初に花咲くのは、
体験の森の植栽マンサク。
もしやと思って立ち寄ってみたら、
やっぱりすでに咲いていました(汗)

抜ける青空と黄色の吹き流しのコントラストが美しい。
ああ至福。

「まんさく、まず咲く、まんず咲く」などと呟きながら
ミツモチの丘に上って育樹祭会場跡緑地を眺めます。
右奥に羽黒山が見えます。
そろそろロウバイが見頃になっている頃でしょうか。

もうひとつの気になっていた花木はミツマタ。
こちらの開花はまだ先のようですね。
ふくらんだ蕾たちは銀毛のビロードに覆われて暖かそう。
このところ寒さが緩んでますが、
実際はこれからが厳寒期。
生きものたちはそれぞれ独自の越冬方法で、
冬の寒さや乾燥を耐えています。
見回してみると、ミツマタのほかにも
ふかふかな冬芽がいくつか見つかりました。

ふかふか冬芽の代表格、コブシ。
長めな毛がふさふさと密生していて
ゴージャスなコートのようです。

ナツツバキも堅い芽鱗が落ちて、
内側の暖かそうな軟毛が目についてきてます。

絹のような、なんとも上品な手触りです♪

事務所玄関前ではオキナグサが芽を出しはじめています。
こちらは柔らかそうな長い毛で動物的な雰囲気。
オキナグサは河原などで北風に耐える必要があるためか、
茎も葉も花も毛深いですねー。
日に日に膨らんでくるこれらの芽をチェックするのが、
これからの楽しみのひとつです。
(アクツ)
自然情報(植物) | 2018.01.20 Saturday 11:49 | comments(0) | - |

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