インタープリターブログ/県民の森(栃木県)

 

宮川渓谷 春の花いろいろ

ここのところ、案内員は一日とおかず毎日、宮川渓谷の遊歩道をパトロールしております。 

なにを探しているかというと、春の花の開花状況。
カタクリはすでに5分咲きを過ぎ、続けとばかりに他の花もつぎつぎと咲いております♪


3/30キクザキイチゲ開花初認!

ニリンソウなどと同じキンポウゲ科ですが、葉と花が小菊のようなので、この名前。
土から伸びた一本の茎に、一輪ずつ咲きます。


同じく3/30ハルトラノオ開花初認!

小さな小さな、タデ科の草本。
トラノオとは「虎の尾」で、サクラソウ科のオカトラノオと似ているから。


本日、エイザンスミレも開花初認♪

スミレの仲間は日本でも種類が多く、同定(見分け)も難しいのですが、このように葉に深い切れ込みのはいったスミレの仲間は少ないので、エイザンスミレとすぐわかります。


うーむ…これはたぶんヒナスミレ。

葉の裏と茎が、うっすら紫がかっています。 

ちなみにスミレの仲間は、葉や茎の形以外に、花の後方の飛び出た部分=距(きょ)の形や長さが、種類を見分けるときの重要な手がかりとなります。


樹の花も咲きかけています。

クサボケの蕾が早くもふくらんできました♪

ほんとうに、まいにち何かしら新しい変化があるので、うかうかしてられません! 

明日も雨だけど、歩かなきゃ! 


 (遠山)
- | 2013.04.05 Friday 20:50 | comments(0) | - |

花芽発見!

今日は、風が全国的?に強いみたいですね。

県民の森でも、木々がユラユラ揺れています。


展示館の入り口前には大きな桜の木があります。

毎年、きれいな薄ピンクの花を咲かせて、
少し遅めのお花見ができるのですが、
何故か今年は花芽が見当たらない・・・・・・


「鳥に花芽を食べられた!?」
と心配していたのですが!

 

あったーーーーーーー!

枝の先の方に少しではありますが、ありました!
ピンクの花びらが顔を覗かせています!

良かったー(ほっ)

 

アカヤシオの蕾も大きくなってきているので、
どちらが先に県民の森で開花宣言できるか
楽しみです♪


(石下)

- | 2013.04.03 Wednesday 17:44 | comments(0) | - |

春の雨、森の歌♪

三寒四温の言葉のとおり、暖かい日が続いたと思ったら、また肌寒い日が続く高原山です。
それはそれで、お花の時期が長引くのでうれしいのですが

 

3/31展示館周辺は小雨。
展示館前に植えているアカヤシオのつぼみに、春のやわらかい雨が降りかかります。


カタクリも、雨の日は花を閉じてうつむいています。(晴れたらまた開きますよー)


ダンコウバイも満開。

炒り卵のようですね〜()
花期ももう終わりです。

一雨ごとに、春の色が鮮やかになっていくのを感じます。

 

そして新年度の4/1は打って変わって暖かく、宮川渓谷ではミソサザイが大きくリズミカルなさえずりを響かせていました♪
岩の上をあっちにチョロチョロ、こっちにチョロチョロ、巣材の苔を一生懸命あつめています。

動物たちにも春がやってきたのですね〜

 

3/24には、流れのくぼみでヤマアカガエルの卵塊が確認されました。

ぷるぷるの触感〜♪
すでにオタマジャクシのかたちができ始めています。

 

3/30には、展示館近くでウグイスのさえずりが、今期初めて確認されました!

さえずりというのは、鳥たちがふだんとは違った繁殖期に出す鳴き方。メスを誘ったり、なわばりを主張するための鳴き声と云われていて、多くは歌のように複雑な節回しがあったりします。ウグイスの「ホーホケキョ」なんかはよく知られていますね。

ちなみにふだんの鳴き方は「地無き」と呼び、ウグイスなんかは「ジッ、チッ」という地味なもの…

さて、お次は誰が初鳴きを聞かせてくれるのかな?♪

(遠山)

- | 2013.04.02 Tuesday 15:47 | comments(0) | - |

水源の森・春の妖精たち

みなさん、こんにちは。

暖かい春の陽射しの中、栃木県県民の森もこの4月から新しく生まれ変わりました!

これからはこちらのブログで、県民の森スタッフが森の不思議や日々のステキなことを、みなさんにお届けしたいと思います。

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雪の消えた森からも、さっそく早春のたよりが届きはじめました♪

宮川渓谷遊歩道ではいま、カタクリがつぎつぎと咲き始め、ぽかぽかした日だまりの中で、優しげな桃色の花をゆらしています。
開花の初確認は3/21。例年より10日間ほど早めかな?

 

ところで、みなさんは「春植物(はるしょくぶつ)」「スプリング・エフェメラル」という言葉を聞いたことはありませんか?

カタクリのように、早春の頃いっせいに発芽し、花を咲かせ実を結ぶまでをすべてすませてしまう植物を「春植物」と呼びます。
そして昆虫などもふくめ、春植物のような生態のもの=早春のうちだけ地上に現れあとは姿を消す生物を「スプリング・エフェメラル(=春の儚いもの)」と呼んでいます。県民の森にはこのような、まるで妖精のような生き物がたくさんいます。

茶色い落ち葉のあいだから、可愛らしい花たちがつぎつぎと姿をあらわすなんて、なんだか不思議。


このあと、カタクリに続けとばかりにキクザキイチゲ、アズマイチゲ、ニリンソウ、スミレの仲間などが咲き始めます。
4月の県民の森は、これからとてもにぎやかになっていきますよ♪

儚いけれど力強い、この時期だけにしか見られない生き物たちに会いに、ぜひ県民の森にきてくださいね♪♪♪

(遠山)

- | 2013.03.27 Wednesday 15:48 | comments(0) | - |

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