インタープリターブログ/県民の森(栃木県)

 

秋の気配〜レンゲショウマ情報〜

最近パッとしないお天気ばかり。

掃除や洗濯もなかなか気持ちよくできず、

気分もなかなか上がらないのは私だけでしょうかDocomo_kao8

 

 

先日ちょっとした晴れ間があったので、今しかないと思い、宮川を歩いてきました。

春先から渇水していた宮川は、連日の雨で下流の”反省の滝”まで復活!

この創造の滝は、近くに寄るとしぶきが感じられるほどになりました。

 

 

 

一番気になっていたのがレンゲショウマの咲き具合。

上流はちょうど見頃を迎えていました。

うす暗い林内で透きとおった白い花びらに、玉のような蕾が愛らしいですねハート

 

下流は蕾のほうが多いような気がします。

今週中が見頃となりますので、まだご覧なってない方はぜひお早めにお越しください。

場所によっては薮の中に埋もれていたりして観察しにくい場所がありますので、

レンゲショウマの詳しい事については森林展示館へお問い合わせ頂ければ、ご案内させていただきます。

 

 

 

 

レンゲショウマ以外にもお花が続々咲きはじめています。

宮川では、カノツメソウがよく目につきます。ダケゼリ(岳芹)とも言われています。

小さな白い花が可憐で、白い線香花火のようキラキラ

 

 

 

BBQ広場近くの遊歩道からのぞくと…

イワタバコの花が終盤を迎えておりました。

観察や写真撮影される方は落ちないように気を付けてくださいね!

 

 

 

キツネノカミソリ

春先に伸び出す白みがかった葉をキツネの剃刀にたとえた名前だそう。

 

 

 

 

モミジガサ

春先にでる若葉は山菜としても親しまれていますね。

 

 

 

ゲンノショウコ

西日本では紅紫色が、東日本は白いものが多いようです。

 

 

 

オクモミジハグマ

 

 

 

カシワバハグマはまだ蕾。花はこれからです。

一足先に先客がいました!!

ちょうどバッタが脱皮直後の休憩中

記念に抜け殻シリーズを集めているスタッフのため、抜け殻だけお持ち帰りさせてもらいました。

頑張って大きく成長してね〜Docomo_kao7

 

 

 

 

 

ヌスビトハギ(盗人萩)

果実の中央の節の所で大きくくびれ、鞘が二つ並びます。果実の表面には密生したカギ状の毛で動物や衣類にくっついて種を運びます。

それにしてもおもしろい名前です。

名前の由来としては「実の形が盗人の忍び足に似ている」「実が知らない間にこっそり服に付くのが盗人っぽい」などと諸説あるそうです。

 

 

アキノギンリョウソウ

ギンリョウソウによく似ていることから、ギンリョウソウモドキとも言われています。

 

 

 

 

ツリフネソウ

細い距がくるくると渦を巻いているのが何とも可愛らしいですはーと

 

 

マツカゼソウ

日本に自生するミカン科の草本。葉などに柑橘系ではない、独特の匂いがあります。

 

 

クリの実のトゲもだいぶ硬くなって、手で握ると痛くなってきした。

 

 

秋の花も咲きはじめ、森は秋の気配が漂っています。

 

 

 

 

 

 

 

(本多)

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自然情報(植物) | 2017.08.20 Sunday 15:48 | comments(0) | - |

【報告】夏の昆虫観察会 ナイトウォッチング

7/19 梅雨明けしましたね。

最近はニイニイゼミやヒグラシの声がよく聞こえて来るようになりました。

県森の虫たちも夏真っ盛りで活発になってきていますね。

 

さて遅れましたが、15日に開催された

『夏の昆虫観察 ナイトウォッチング』の報告をさせていただきます。

 

夜のイベントでしたが、10組32名様がご参加くださいました。

 

まずは昆虫博士の講義を受けつつ、暗くなるのを待ちます。

どんな昆虫がいるかワクワクkyuき

 

 

今回の昆虫観察会では

虫を捕まえるトラップとして事前に4種類のトラップを設置しました。

 

まずは。藤稗圈淵侫ットトラップ)

FITとは、フライト・インターセプト・トラップ(Flight Interception Trap)の略で

飛翔する昆虫の通り道に透明の障害物を置いて

衝突して落ちた昆虫を採集するトラップです。

 

 

 

■丕稗圈淵團奪肇肇薀奪廖

PITとは、ピットフォール・トラップ(PItfall rap)の略で

地表徘徊性の昆虫を採集するための落とし穴トラップです。

見えずらいですが、地面に穴を掘ったところに

プラスチック製のコップを埋め込んで入口を大きな葉でカモフラージュしています。

 

 

 

ライトトラップ

光に寄ってくる昆虫の習性を利用した採集方法です。夜行性の虫を採集する場合に有効な手段のひとつです。

 

 

ぅ丱奪織曠ぅ曠ぁ腹╂擬位松里任呂△蠅泙擦鷯弌スタッフ間での呼び名です。どちらかというとライトトラップに近いかな?)

バッタホイホイとは、バッタを採集目的として低めのスタンド電球を綿で覆い、

ライトに呼び寄せられて集まった昆虫の足を綿に絡ませるトラップです。

今年初めて仕掛けました。

 

 

それぞれのトラップに行って、集まってきた昆虫を観察したり採集したり。

 

 

その後、室内で同定作業

皆さん黙々と図鑑とにらめっこ!

ひとつひとつ見比べてじっくり調べていましたよ。

 

見分けが難しい昆虫は昆虫博士に教えてもらいました。

 

 

 

この日採取できた昆虫はおよそ50種類!

観察できた昆虫たちの一部を紹介します!

サクラコガネ

蛾の仲間は大小たくさんきてました!

フタツメカワゲラの仲間

フタスジモンカゲロウ

セアカツノカメムシ

ヒグラシ

コガネムシいろいろ〜

 

他にもバッタ目、ハチ目、ハエ目、コウチュウ目などたくさんの昆虫たちが見られました。

子ども達の中にはお目当てのかっこいい昆虫がいなかったのでがっかりされている子もいましたが、

また昆虫に会いに県森へ来てもらえたらいいなと思います。

 

森の中にはたくさんの昆虫たちが活動しているということがわかるイベントでした!

是非、皆さん県民の森へ遊びに来てみてくださいonpu03

 

 

 

 

※今回のイベントでは採集した昆虫の持ち帰りは公正をきすため、皆さまにご遠慮頂きました。

※県民の森では昆虫の採集・持ち帰りは可能ですが、大量に乱獲するのはご遠慮下さい。

※動物、鳥、植物の捕獲・採取は禁止されております。

 

(本多)

 

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イベント・お知らせ・報告など | 2017.07.17 Monday 15:03 | comments(0) | - |

小暑のけんもり散策

暦は「小暑」に入り、
連日の暑さに少しずつ体が慣れてきた感じでしょうか。
 
ニイニイゼミの電子的な声。ときおり変調するのがポイント。
日暮れには彼岸から聞こえてくるようなヒグラシの声。
ひねもす続く蝉の声が、県民の森にも夏が訪れたことを知らせてくれています。

展示館前でルリシジミが給水していました。
このまま展示館周辺をゆっくり歩いてみましょう。

フモトスミレの夏葉。
大きくて立派になりました。

閉鎖花の種子が実って、こぼれてます。

カタバミもいよいよ実が出来てきました。

ツユクサの目が覚めるようなブルー。

道端にイヌガラシの花や

ハキダメギクの花。

ハキダメギクの種もよく見るとかわいい。

ふとみると岩の隙間にコマダラウスバカゲロウの幼虫を発見!
ハングした岩の地衣類に潜むアリジゴク。
ガッっと大あごを開いたまま身じろぎもせずに獲物を待っています。

この写真を見て気づきましたが、
下にももう1匹いますねー(^^;

カラマツの下には無数のエビフライが落ちていました。
誰の食べた跡かな。リスかな。ムササビかな。
そういえば今朝、寺山ダム湖畔で目の前でリスが道路を横切るのを目撃しました。

小さな小さなミツバの花。

ニガイチゴの実は目に鮮やか。
ついつい摘んで頬張ってしまいますが、
やっぱりモミジイチゴの方が甘くておいしいですね〜

開花したヤマアジサイにヨツスジハナカミキリ。

もふもふのヒメキマダラセセリ。

小さいながらも弾丸のように飛ぶよ。

キブシの実。

イヌトウバナの花。

葉上にいるのはサクラコガネでしょうか。
森の中では緑のキラキラ光沢が保護色になります。

レンゲショウマのまんまるつぼみ。

金平糖のようなキツネノボタンの実。

ヤンマ類のヤゴの大きな抜け殻。
この森のどこかで堂々と滑空しているのだろうね。

ウスアカオトシブミ。
見ていると視線に気づいて、そそくさと葉裏に隠れてしまった。

オカトラノオが咲きはじめました。
しっぽ状になびく蕾の感じがなんともいえない。

マツカゼソウ。
まるで木漏れ日があたってるような葉っぱのグラデーションが目を引きます。

マムシグサの実。
これからカラフルに熟していきます。

腐生ランのオニノヤガラにも出会えました!

壺状の花。

こちらはツチアケビ。

肉厚な花が順次開花中です。
 
オニノヤガラ、ツチアケビともナラタケの共生菌に寄生しているのだそう。

展示館前の芝地には同じくラン科のネジバナが風に揺れていました。
人にとっては厄介な、暑くて雨がよく降るこの季節ですが、
森や林縁や草地や沢沿いには、生きものたちの興味深い営みがあふれています。
 
夏の県民の森にぜひ!
 
おいでの際は熱中症対策、害虫対策などをお忘れなく。
(アクツ)
 
自然情報(昆虫) | 2017.07.12 Wednesday 14:36 | comments(0) | - |

夏へ向かう宮川渓谷

7月です。
早いもので2017年も折り返しですね。

このところ雨が降る日もあるのですが、
未だ「創造の滝」に水は戻っていません。。
流れはなくても季節は移ろっているので、
花の様子などを確認しながら遊歩道を歩いてみました。

ウメガサソウはそろそろ終盤になってきました。

秋に紅葉を楽しませてくれるシラキは花の時期。

イチモンジチョウが吸蜜していました。

トチバニンジンの花。

ひときわ派手な赤い実に比べて、目立たない花をつけますね。
雄しべが伸びているのが雄性期の花。

こちらは柱頭が伸びている雌性期の花。
地味な花ですが、じっくり観察するとなかなかおもしろい。

きれいな色彩のオオトラフハナムグリがブンブンと足元を飛んでいて、
甲虫なのに飛ぶのがとても得意なことに気づきました。

オカトラノオがつぼみをつけていました。

ニガイチゴが真っ赤に熟れています。

こちらはクマイチゴ。
一斉に熟さないで、少しずつずらして順番に熟していきます。

清涼感のあるミヤマカラマツの花。

真夏のアイドル、レンゲショウマは丸い蕾をつけはじめました。

ハエドクソウの花。
アップで見るとかわいい花です。

とはいえ「ひっつきむし」のひとつなので、実をつける時期にはちょっと覚悟が必要かも。

マロニエ広場のナツツバキの根元に白い花がぽとりぽとり。

晩春に草を刈ったところもシロツメクサが花盛り。

ヤマトシジミが吸蜜していました。

可憐なニガナの花たちが風に揺れています。

ホタルブクロも咲きました。
8月も中旬には秋の気配も感じるので、7月こそが夏本番。
生きものたちの活動がピークを迎えるこの季節をお見逃しなく!
(アクツ)

 

自然情報(植物) | 2017.07.02 Sunday 16:55 | comments(0) | - |

藍染めの準備

 

7月の森の集いの藍染めに使用するタデアイを巡回してきました。

 

 

イベントに向けて4月に種まきしたタデアイ達

 

畑のタデアイはプランターから間引いたものを植えました。

 

 

成長具合はまちまちですが、太陽を浴びてすくすくと育っています。

私的にはバジルに似ている気がしてなりません。

 

藍染めに使うのは葉の部分。

染めに使えるようになるにはまだまだ。

これからもっと大きくなってね〜。

 

 

イベントではこのタデアイの葉を収穫し、生葉染めをして頂く予定です。

去年の作品はこんな感じです。

 

きれいな藍色ですね。

手作りだからどんな模様になるかも楽しみのひとつ。

 

こんな藍染めをご家族や友人と一緒に体験してみませんか?

必ず、思い出に残るお気に入りのものができると思いますので是非ご参加ください。

 

藍染めの受付は6月19日(月)より開始致します。

各日、定員がございますので、お早目にご連絡下さい。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

 

【開催日程】

■7月22日(土) 藍の絞り技法講座〜上級編〜

参加費:1,000円 定員30名

 

■7月23日(日) 藍の生葉染め体験〜入門編〜

参加費:500円  定員30名

 

 

【申込・問い合わせ】

県民の森管理事務所へ 0287-43-0479

受付時間 8:30〜17:00

 

(本多)

 

 

 

 

 


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イベント・お知らせ・報告など | 2017.06.17 Saturday 13:42 | comments(0) | - |

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