インタープリターブログ/県民の森(栃木県)

 

アズマヒキガエルがきた!




今年もアズマヒキガエルが、動きはじめました!
3/28にリリースコール、4/6に成体1を確認していたものの、産卵が少し遅れ気味かな?と心配しておりましたが、4/10に森林展示館の池で卵塊1を初認です♪



タピオカみたいな粒々のヤマアカガエル類の卵のうとは違って、長ーいうどんのような1本の卵のうに入っています。
この黒い粒が胚で、ひとつひとつがオタマジャクシになります。

その後、森林展示館の池では、4/16時点で4腹分ほどの卵塊が確認できております(*^_^*)


そんななか、一昨日の朝に構内の道路を歩いていたら、道路わきの側溝から「クッ、クッ」という声がしてきました。
おやー?と思って、U字溝のふたを開けたら…


ありゃ、なにしてんのよキミたち!

雄が、はまって出られなくなっていました。

アズマヒキガエルは吸盤が無いので、垂直のU字溝の壁を這い上がるのは、難しいでしょう。
このままだと、大雨などで一気に流れてきた枯葉に埋まり、溺死する可能性もあります。
(カエルが溺死なんて不思議かもしれませんが、けっこうあるのです)



だいたい、こんなところで鳴いてたって、女の子は来ないよー

と、2匹を救出。



ささ、池に行こうね。

アズマヒキガエルは、産卵時期になると多くの個体が一か所に集結し、もみ合いながら産卵行動をするため、その様子は「ガマ合戦」「カエル合戦」と呼ばれて春の風物詩でもあります。
(奥日光の戦場ヶ原なんかが有名ですね。)

森林展示館の池でも、数年前は10匹ぐらいのガマ合戦が観られたのですが、ここのところは少なくなっています。
代わりに、年々こうやって側溝にはまっていたり、路上で車に轢かれている個体を、多く見つけるようになりました。

こうやって、人工物が障害となり産卵地まで辿り着けない個体が、多くなっているのかもしれません。



先の2匹は、池に放すとすぐに、サササーッと泥の下に隠れてしまいました。

翌日見ると卵塊がさらに増えていたので、この子たちのどちらかが、ひと仕事してくれたのかも(笑


さて、森林展示館の池のガマ合戦は見られませんでしたが、県民の森構内のミツモチ登山道の大繁殖地は、これからが季節です!
今年こそ、大規模なガマ合戦を見てみたいですね〜


(遠山)
自然情報(動物) | 2015.04.16 Thursday 12:53 | comments(0) | - |
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