インタープリターブログ/県民の森(栃木県)

 

水の中の寝袋? 〜トビケラの巣

 


寒いですね。 
ここのところ毎日、風花(小雪)が吹っかけている県森です。 

森林展示館下の池も、ほぼ毎朝、薄氷が張る季節になりました。 


先日、「今日も冷えるね〜」とその薄氷を透かし見ていると、底にたまった落ち葉の一部が、不自然にひらひら動いているのを発見。 
よく観ると、一枚の葉っぱでなく、小さく丸く切り抜かれた数枚が重なっている様子… 

 
あっちにもこっちにもあります。 

 
一部は、水中の岩にくっついています。 
まるでミノムシみたいですね。 

 
実はこれ、トビケラの仲間の幼虫の、水中での巣なのです! 
形状からすると、エグリトビケラかな? 

 
横から見てみると、切り抜いた葉っぱをつなぎ合わせたものを、裏表で2枚重ねて、糸でつなぎ合わせています。 
まるで寝袋みたい。

残念ながら、幼虫の潜りこんでしまっていて、お顔を拝見することはできませんでした…
(一瞬だけ水から揚げて撮影しました) 


表面は凍っても、池の中では生き物たちの生活は続いているのだな、という一コマでした(*^_^*) 


(遠山)
自然情報(昆虫) | 2014.12.15 Monday 16:26 | comments(0) | - |
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