インタープリターブログ/県民の森(栃木県)

 

夏へ向かう宮川渓谷

7月です。
早いもので2017年も折り返しですね。

このところ雨が降る日もあるのですが、
未だ「創造の滝」に水は戻っていません。。
流れはなくても季節は移ろっているので、
花の様子などを確認しながら遊歩道を歩いてみました。

ウメガサソウはそろそろ終盤になってきました。

秋に紅葉を楽しませてくれるシラキは花の時期。

イチモンジチョウが吸蜜していました。

トチバニンジンの花。

ひときわ派手な赤い実に比べて、目立たない花をつけますね。
雄しべが伸びているのが雄性期の花。

こちらは柱頭が伸びている雌性期の花。
地味な花ですが、じっくり観察するとなかなかおもしろい。

きれいな色彩のオオトラフハナムグリがブンブンと足元を飛んでいて、
甲虫なのに飛ぶのがとても得意なことに気づきました。

オカトラノオがつぼみをつけていました。

ニガイチゴが真っ赤に熟れています。

こちらはクマイチゴ。
一斉に熟さないで、少しずつずらして順番に熟していきます。

清涼感のあるミヤマカラマツの花。

真夏のアイドル、レンゲショウマは丸い蕾をつけはじめました。

ハエドクソウの花。
アップで見るとかわいい花です。

とはいえ「ひっつきむし」のひとつなので、実をつける時期にはちょっと覚悟が必要かも。

マロニエ広場のナツツバキの根元に白い花がぽとりぽとり。

晩春に草を刈ったところもシロツメクサが花盛り。

ヤマトシジミが吸蜜していました。

可憐なニガナの花たちが風に揺れています。

ホタルブクロも咲きました。
8月も中旬には秋の気配も感じるので、7月こそが夏本番。
生きものたちの活動がピークを迎えるこの季節をお見逃しなく!
(アクツ)

 

自然情報(植物) | 2017.07.02 Sunday 16:55 | comments(0) | - |

コアジサイが咲き始めました

関東、梅雨に入りましたね。

これから雨が続くと思うと、少しお出かけしにくくなります。

ですが、そんな梅雨時期にしか見れないお花を見に行かれるのはいかがでしょうか。

 

県民の森では順次、コアジサイが咲きはじめていますよ。

そのコアジサイについて状況をお知らせいたします。

 

 

現在、森林展示館周辺は見頃を迎えております。

特に宮川沿いのBBQ広場裏の斜面ではコアジサイが見事です。

BBQをしながらコアジサイ観賞なんてのもいいですね。

 

 

展示館北の山の神周辺

群生しているので絵になりますね〜

 

 

 

 

 

林道高原線沿いの林床には咲きはじめのコアジサイ

 

 

 

 

 

 

天気が良ければ第一展望台からはこんな景色がみられます。

第一展望台周辺はまだつぼみが多いようです。

見頃は6月第4〜5週目あたりでしょうか。

 

 

 

ここでコアジサイの花について雑学!

コアジサイの特徴は、アジサイ類に特徴的な装飾花がないところです。

装飾花と言われてもなんのこっちゃかわかりませんよね。

アジサイ類には萼が変形した装飾花があり、本当の花は真花というものです。

半分しか咲いていない訳ではなくて、目立ちやすい装飾花で虫にアピールしているといわれています。

コアジサイは装飾花はないですが、小さな真花が集まって可憐な感じがして可愛いですね。

 

 

梅雨時期の遊歩道は大変、足元が滑りやすくなっておりますので

散策される方はご注意して下さい。

また、この時期はヤマビルが活発になる時期でもありますので肌を露出せず、

遊歩道からは外れないようお願いいたします。

詳しくは森林展示館へお問い合わせの上、周辺の状況や足元の確認をお願いいたします。

 

 

 

(本多)

 

 


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自然情報(植物) | 2017.06.11 Sunday 12:40 | comments(0) | - |

新緑の宮川渓谷

GW直前の宮川渓谷の状況をお知らせします。

木々がこの1週間で一気に芽吹いて、宮川渓谷は日に日に新緑に染まっていっています。
朝、遊歩道を歩くと夏鳥たちがにぎやかに迎えてくれます。
キビタキや、
オオルリなどの美しいさえずりには聞きほれてしまいますね。
いち早く咲きだしたのはトウゴクミツバツツジ。
GW中にはツツジ類が順次咲き進んで、目を楽しませてくれるでしょう。
ガマズミの新葉。
ウリカエデは花と柔らかな新葉が同時に。
アオダモの新葉。
コンパクトに格納されている羽状複葉がこれから展開するのですね。
地上ではハルトラノオが穂状の花序を花咲かせ、
ツルキンバイが鮮やかに輝いてます。
沢沿いのそこここに群落となって咲いているニリンソウは壮観!
小さいながらも目を引くヒゲネワチガイソウ。
ヒトリシズカも一人じゃないですね。
小さく輝くコガネネコノメソウ。
妖しいブルーのヤマエンゴサクも咲きだしました。
ピンクの大輪、エイザンスミレ。
花の時期、葉が展開しきらないアケボノスミレもよく見られます。
現在、宮川周辺ではシハイスミレがピーク。
色濃く新鮮な花がきれいです。
透明感あるタチツボスミレもよく見ると数品種ありますよ。
晴れた日にはフデリンドウの可憐なコバルトブルーに会えます。
大きな株はゴージャス!
落ちているミズナラの小枝は、ムササビが食べ落としたもののよう。
さてさて、散策がなにより楽しい季節になってきました。
県民の森でお待ちしています。
(アクツ)
自然情報(植物) | 2017.04.27 Thursday 16:13 | comments(0) | - |

ミツモチ山

昨日、登山道の巡視をかねてミツモチ山を登ってきましたので、
花や積雪などの状況などのご報告をいたします。

西ルートで植林地を抜けると、ブナが新葉と花をつけていました。

花付きはよさそうなので、
秋にはまあまあ実をつけてくれそうな気配です。

ちょうどアカヤシオが咲きはじめています。

GW頃が見頃になるかと思われます。

頂上まで点在するカタクリは花を咲かせています。

ときおりフモトスミレや、

シハイスミレが目を楽しませてくれます。

頂上手前に残雪がありました。
登山道はところどころ多少残るくらいで、歩く支障になるほどの雪はありません。

頂上を回って、東ルートから下山。
天気がいい日に見晴らしのいいこのルートを歩くのは最高です。

カタクリとキクザキイチゲの競演。
道の両側のススキやササの中に。
優美なエイザンスミレや、
透明感のあるタチツボスミレを眺めながら徐々に降りてきます。

トチノキ園周辺ではツルキンバイが、

体験の森ではミツバツチグリが咲きそろってきました。

ミツモチ山はこれからどんどんいい時期になっていきますよ。

 

(アクツ)

自然情報(植物) | 2017.04.26 Wednesday 16:00 | comments(0) | - |

いよいよです!

4月に入り、明日は二十四節気の清明。
県民の森も陽光が強くなってきて、
宮川渓谷にミソサザイのさえずりが響いています、

日当たりがいいところからカタクリの花が開きはじめました。

まだ宮川渓谷の上流の一部ですが、今週末には広いエリアで咲きそろいそうです。

可憐なキクザキイチゲの花にも出会えました。

ハルトラノオも咲きはじめたところです。

優しい雰囲気のヒナスミレ。

コスミレの群落。

足元にテングチョウが飛んできました。

水辺ではヤマアカガエルの卵塊が日ごとに増えているところ。

さあ、準備は整いました。

今週は暖かい日が続きそうですので、週末には春爛漫となってほしいものです。
(アクツ)


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自然情報(植物) | 2017.04.03 Monday 16:04 | comments(0) | - |

県森の新シーズン開幕!

春分の日が過ぎ、県民の森も早春まっただなか。

今日までの展示館周辺の草花の様子を駆け足でご報告します。

管理事務所前のオキナグサは3月7日に咲きはじめて、

4日間くらいでほぼすべての株が花をつけました。

陽だまりではヒメオドリコソウやオオイヌノフグリ、

コハコベなどのおなじみさんたちが競うように咲きそろってきました。

12日にコスミレの花を初確認。

今ではずいぶん増えてきました。

20日の春分の日にダンコウバイが開花。

今朝、23日にはアオイスミレの開花を確認。

そして宮川渓谷でカタクリが開花した形跡が。。

今日は曇っていて気温も上がらないせいか閉じていますが、

こんな感じのものが10株ほど確認しました。

いたるところで花芽が出てきたので、

暖かい日が続けば一気に咲きそろいそうな気配です。

さらにキクザキイチゲの花も2株ほど確認しました。

展示館前の芝生から伸びてきたつくし。

もう、弾くと胞子を飛ばすようになりました。

 

芽が出て、葉を展開し、花開く。

溜めていたエネルギーが徐々に開放されつつあるこの季節。

 

目が離せません!

 

(アクツ)


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自然情報(植物) | 2017.03.23 Thursday 17:05 | comments(0) | - |

水、ぬるむ。

 

 

明日から3月ですね。

 

宮川の流れも、日に日に冷えが緩んできました。

流れに立っていても、足が冷たさで痛くならない。

 

日射しも柔らか。

開いたフキノトウも増え始め、森に新鮮な緑が増えてきました。

 

そんな中、2/24に遊歩道にてカタクリの芽出しを確認です!

日当たりのよい斜面に、ポツポツと角のような小さな姿。

 

今はまだ、花芽をつけていない株がほとんどですが、少し遅れて花芽も姿を現すでしょう。

 

啓蟄まであと一週間、森も動きはじめています。

春はすぐそこです。

 

(遠山)


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自然情報(植物) | 2017.02.28 Tuesday 15:13 | comments(0) | - |

紅葉情報【ミツモチ西コース ブナ林】最高潮です!

 

 

宮川の紅葉も始まったので、そろそろかな?と思い、ミツモチ西コースのブナ林に行ってまいりました。

 

登山口までの林道も、ミズナラの黄葉がきれいですね〜

そして、西コース登山道から登ること、約10分。

標高800mあたりから、ブナ林に入ります。

 

おお!

 

まさにクライマックス!最高潮です!

ブナ、イヌブナの葉が、黄金色に輝いています。

 

ブナの黄葉の間から、向かいの山腹も色づいているのが見えます。

 

さらに登って、標高950m付近は、カエデ類の紅葉も見頃でした。

 

ため息が出るほど美しいですね。

 

いろいろな色の葉。

 

1000m付近のツツジ群生地になると、ブナが減りミズナラが増えますが、こちらは葉を落としている様子。

ただ、もうカエデ類の紅葉が鮮やかで、とても美しい状況です。

 

このあと、ブナ林も葉を落としていきますが、カエデ類はさらに色づいていくと思われます。

今がまさに見頃です!

 

(遠山)

 

 
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自然情報(植物) | 2016.11.12 Saturday 12:53 | comments(0) | - |

紅葉情報【宮川渓谷】見頃はじまりました!

宮川沿いが日に日に輝きを増しています。
いよいよ紅葉見頃の時期に入ってきました。
今日は展示館から下流の様子をご紹介します。

管理事務所下の小駐車場から階段を降りると一気に明るくなります。
マンサクが鮮やかな黄色に染まっています。

弓張橋から上流を。

車道から創造の滝をのぞく。

創造の滝。

この辺はまだ緑色も多く残っています。

反省の滝。美しいエメラルドグリーンの滝つぼに落葉が泳いでいます。

下の橋から反省の滝。

「県木の森」の前くらいで水は伏流しますが、イヌブナなど鮮やかに色づいた木々が増えてきます。

様々な色のモザイク。

毎日変わっていく風景。

いい感じになってきたポイント。

お楽しみはこれから、のポイント。

五条の滝周辺の様子。
ここで折り返してもいいし、ここから上がって紅葉の渓谷を見下しながら車道を歩いて戻るのもおすすめです。
※通行車両には十分ご注意ください。
 
宮川渓谷の下流はエリアによって早い遅いがありますが、全体的に紅葉の見頃がはじまっています。
日々、着実に進んでいますので、どうぞお見逃しなきよう。
 
(アクツ)
自然情報(植物) | 2016.11.10 Thursday 15:46 | comments(0) | - |

色濃き花々の晩秋

 

 

ここのところよく晴れた日が続きますね。

その反面、朝の空気は日に日にひんやりしてきました。

 

冷え込みのおかげで、ようやく遅れていた高原山の紅葉シーズンも始まりました。

 

先日もお伝えしましたが、キャンプ場周辺の道路沿いや山の神周辺も、カエデ類が美しく色づき始めています。

 

メグスリノキの、夢見るような濃い桃色。

 

濃いえんじ色がシックな、オヤマボクチ。

「ボクチ」は「火口(ほくち)」で、昔はこの葉裏の毛を、火をおこす時に使ったそうです。

 

ムラサキシキブの濃い紫。

 

ノササゲも、さやがはじけて、濃紺の豆が揺れています。

さやはこれまた濃い紫。

なんともいえぬ色合わせの実です。

 

センブリの、星のような可愛い花もまだまだ花期です。

構内の日当たりのよい場所で、良く見かけます。

 

そしてリンドウ。

こちらも終盤ではありますが、まだまだ遊歩道で、道路沿いで楽しむことができます。

宮沢賢治が好きで、彼の童話や詩にはよく名が出てくる花ですね。

 

濃い青〜紫と株により色の変化が大きいリンドウですが、よく見ると、花弁に白い斑点が無数についています。

まるで星の散りばめられた夜空のようです。

 

花の中は不思議な紋様がならび、まるで幾何学文様で埋められたモスクの天井を見上げているようです。

あれ?蟻んコがなんかしてる…

 

明日11/7は二十四節気の「立冬(りっとう)」。

暦の上では冬となりますが、晩秋の森は鮮やかな濃い色で満たされています。

(遠山)

 
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自然情報(植物) | 2016.11.06 Sunday 14:15 | comments(0) | - |

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