インタープリターブログ/県民の森(栃木県)

 

宮川渓谷 秋終盤

絢爛豪華に輝いていた県民の森の秋もまもなく終焉。

冬支度に入る前の宮川渓谷を少し散歩してきましたのでご報告いたします。

 

沢沿いを歩くと頭上の葉がだいぶ落ちて、空がよく見えるようになってました。

深く積もった落葉のじゅうたんの上をさくさく歩きます。

晩秋の森散歩の醍醐味ですね!

お天気の日なら日差しが入って気持ちよく散策できそうです。

カエデ類の鮮やかなものも、まだ残ってました!

綺麗なグラデーション

 

 

ナガバノコウヤボウキを発見。

種はふわふわとした冠毛が特徴。風によって種を運ぶ風散布ですね。

 

沢沿いの岩場をよく探すと、、、

ありました!ダイモンジソウの種子です。

2個ある花柱が角のように見え、とてもかわいらしいです。

種子が熟してくると花柱の間が裂けて種子が撒かれます。

試しに種子を取り出してみました。

種子はとても小さくて、よく見ないと種子かどうかもわからないサイズ。

ちょっとした風でも飛んでしまいそうです。

 

 

ここで宮川渓谷遊歩道についてお知らせがあります。

BBQ広場の前の橋を改修工事しております。

期間は2018年11月18日〜12月17日頃までの予定です。

工事に伴い、通行できない遊歩道の区間がございますので、予めご了承ください。

詳しくは森林展示館窓口へお問い合わせください。

 

 

県森も日に日に北風の冷たさが増してきました。

これからどんどん寒さが厳しくなりますので、

皆さまも体調管理しっかりとして平成最後の秋冬を元気にのりきりましょう!

 

宮川渓谷の秋はいよいよ終盤。

天気が良い日にはぜひ、落葉さくさくの宮川渓谷へお出かけください。

 

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(本多)

- | 2018.11.20 Tuesday 14:30 | comments(0) | - |

紅葉状況【宮川渓谷〜赤滝】

現在、県民の森は紅葉の見頃を迎えています。
今日は構内の紅葉状況を確認してきました。

マロニエ広場のカエデ類はクライマックスです!
足元も日に日に鮮やかになってます。

宮川渓谷周辺も黄葉が進んでいます。

創造の滝周辺

反省の滝も水があります。
流れはこの先で伏流しているので五条の滝は水がありません。

静謐な滝壺で耳を澄ましてみるのもいいですね。

車道から宮川渓谷を眺めると、紅葉のモザイク。

傾聴の滝

宮川渓谷のブナやミズナラたちの黄葉は見頃を迎えています。
ヒナウチワカエデも色づきはじめたところ。
今週末にはカエデ類の赤も目立ってくると思います。

林道高原線の沢沿いの雑木の紅葉は今が最盛。

キャンプ場周辺はカエデ類が多く見ごたえがあります。
ゆっくり散策するのもおすすめです。

林道沿いのドウダンツツジが真っ赤に燃えています。

植樹祭会場分岐

ブリッツェンの森に植樹されたカエデ類は年々見ごたえを増してます。

湯沢橋近くから

赤滝周辺は色づきが進行中。
今週末から見頃に入る感じでしょうか。
 

紅葉シーズン真っただ中の県民の森に是非お立ち寄りください。

(アクツ)
- | 2018.11.07 Wednesday 15:21 | comments(0) | - |

紅葉状況【ミツモチ登山道ブナ林(西コース)〜東尾根】

10/14開催の「秋まつり2018」も無事に終わり、スタッフ的には一段落したいところなのですが、季節の移り変わりは早いもので県森も日に日に秋らしさが濃くなってきています。

 

昨日、女性スタッフ3人組で紅葉状況を確認しにミツモチ山(標高1248m)へ登ってきましたので、最新の紅葉状況をお知らせいたします!

山に登るのもお仕事のうちだけど、3人ともピクニック感覚ルンルン(^O^)/

育樹祭会場跡地から出発です!

体験の森を少し通ると、カツラのあまーい香りと赤い実たちがお迎えしてくれます。

ガマズミの真っ赤な実

体験の森にはアキグミもたくさん。

食べると最初渋いですが、後から甘みが追いかけてきます!

 

林道を少し進み、ここから登山道へ入ります。

西ルートの登山道入口近辺は沢の工事を行っていますので、工事車両の出入りがあります。

通行する場合は、ダンプやトラックにご注意下さい。

 

針葉樹林を抜けるとブナが多い落葉樹林に入ります。

晴れだともう少し綺麗に見えるのでしょうが、この日は曇りで写真ではイマイチよく映りません。。

途中、雨もポツポツしてきましたが、樹林帯の中ではレインウェアは特に必要ありませんでした。

標高900m〜950mの西斜面は、アカヤシオ、ゴヨウツツジは見ごろを迎えていますが、ところどころ焦げたような茶色になっている部分もありました。

ミズナラの黄葉は綺麗にでてきています。

だいたい7分程度くらいでしょうか。

標高が上がるにつれて良い感じになってきました!

標高1000m付近は8分程度。

そして、こやつもいましたよ!!

『マダニ』

遊歩道をそれて薮に入ると笹や葉などにいて、獲物が通るのをじっと待っています。

獲物は私たち(T_T)

山に入られる方は必ず肌をさらさないよう長めの靴下とズボン、あると便利ガムテープ(ズボンに付いたマダニを取るため)の用意を!

 

 

どんどん進み、山頂近く東ルートの林道にでると眺望がいっきに開けます。

東尾根側は日当たりがよいのか、オオイタヤメイゲツの葉が紅く、とても色づきがよいです。

山頂はすぐそこです。

山頂周辺はまもなく紅葉が見ごろになりそうです。

今週末にはミツモチ登山は紅葉狩りに良い頃でしょう!

 

ランチタイムはお湯を沸かし、温かい汁が冷えた体にどれだけ沁みるか実感した3人なのでした。

帰りはしっかりとした雨になってしまいました。

コハウチワカエデ

黄葉したヒトツバカエデは遠くからでもすぐ見つけられる大きい葉。

一足早い黄葉なので散ってしまっているものも多いです。

ウリハダカエデ

トリカブトと種子

個人的な感想としては、昨年より今年の紅葉の方が良い印象です。

是非、平成最後の秋は県森へ足を延ばしませんか??

3人の帰りはカエデ類の個体差を調査しながら下山しましたとさ。

 

 

 

※登山道は定期的に笹刈りや倒木処理などを行っておりますが、まだ手が行き届かない箇所もございます。

スタッフでコツコツと頑張って整備していますので、何卒ご容赦下さいますようお願い申し上げます。
 

 

 

(本多)


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イベント・お知らせ・報告など | 2018.10.24 Wednesday 11:40 | comments(0) | - |

【報告】県民の森秋まつり 2018

先日の10月14日、県民の森 秋まつりが開催されました。

森に関する体験コーナーや美味しい食べ物の提供、
ハープの演奏会など様々なプログラムが組まれました。
当日の様子を写真を交えてご紹介いたします。

展示館前では炭火を使った焼きパン、焼マシュマロ体験♪

大好評で、すべて完売となりました!
バーベキュー広場では、火おこし体験とやきいも体験♪

想像よりかなり根気の要る作業です。

昔の人々は火をおこすのにこんなに苦労したのだと実感できます。

炭火で焼くやきいもも完売でした!

チェーンソー体験

薪割り体験

ツリークライミング体験も大人気!

「森の集い」イベント、宮川渓谷のガイドウォークも開催。

事前申し込みは早い段階で定員に達してました。

初秋の宮川渓谷周辺をゆっくりと散策。

幅広い年齢層の参加者と一緒に、
森の中で耳を澄ましたり、

生きもの同士の関わりあいに目を見張ったり、
今まで知らなかった森の事について
知ることが出来たと大好評でした♪

薬草で有名なセンブリが咲いていました。

こちらはナギナタコウジュ。
秋の花々もいろいろ見られました。

森林展示館内では、
森の案内人 兼 森のハープ弾き(実は私です!)による
日本の木でできたハープの演奏会を開催♪

ハープ体験も楽しんでいただけたようで良かったです。

軽食コーナーではけんちんうどんと焼きそばも販売♪

色々な体験でお腹が空いたご来場者に大人気で、
こちらも完売いたしました!

 

お天気にも恵まれ、約450名様にご来場いただき、
おかげさまで大盛況のイベントとなりました。
また来年、県民の森 秋まつりへのご来場を心からお待ちしております。

 

(阿久津瞳)

イベント・お知らせ・報告など | 2018.10.20 Saturday 10:15 | comments(0) | - |

森の集い「藍の生葉染め体験」

7月28日土曜日に、森の集い「藍の生葉染め体験」を実施いたしました。

 

今年の4月に種をまき、県民の森スタッフの手で大事に育ててきた「タデアイ」を使いました。

 

 

藍の生葉染めに使うのは葉の部分のため、茎を取り除く作業をします。

 

 

ボランティアスタッフさんが頑張ってくださいました!

 

 

 

藍の葉と水をミキサーにかけて

 

 

葉の破片や繊維など固形物を濾します。

 

 

濃い緑色でまるで青汁のようですが、これで生葉染めの染液の出来上がりです♪

 

この液体には藍の葉の中に含まれる「インジカン」という透明な成分が含まれています。

緑色なのは光合成をする葉緑体に含まれている葉緑素の色です。

 

「インジカン」は自身が持つ酵素の働きによって、「インドキシル」に変化してこの染液中に存在しています。

「インドキシル」を繊維に吸着させて、さらに空気中の酸素と結び付けることで水に溶けない「インジコ」となり、布をブルーに染めるのが生葉染めの仕組みとなります。

 

 

スタッフが染液を作っている間に、参加者の皆さんにシルクストールの絞りをして頂きました。

 

 

県民の森の福田所長による絞りの種類の説明です。

木の棒、割りばし、輪ゴム、ビー玉、大豆などの素材を使って布を絞ることで、

様々な柄を出すことが出来ます。

 

 

 

どれにしようかな。

 

 

 

思い思いに絞っていきます。

昨年参加された方の中には、あらかじめ今年の絞り柄を決めていらっしゃる方もいらっしゃいました。

 

 

染液はあらかたスタッフで作っておきましたが、

参加者の皆さんにも藍の収穫と葉こきの作業を体験して頂きました。

 

 

参加者の皆さんで収穫した葉も染液にしました。

 

 

いよいよ染めの作業です。まずはシルクストールを水に浸して染まりやすくします。

 

 

その後染液に漬けこみます。

出来るだけ染液の中からシルクストールを出さないように沈めて動かします。

20分間この作業を続けます。

 

 

 

 

長い時間ですが、みなさん根気よく待っていました。

 

 

20分たち、ようやく濯ぎ作業です。

 

プールの水に浸して、染液を洗い落とします。

染液は濃い緑色でしたが、シルクストールは綺麗なブルーになってきました♪

 

 

 

割りばし、ビー玉、輪ゴムなどの素材を外していきます。

 

 

 

うまく柄が出てきたようです。

 

 

もう一度プールの水にさらします。

 

 

最後に干す作業。いい柄が出ていますね。

 

 

 

 

 

皆さん素敵な作品ができました!

 

 

 

淡いブルーのストールが風に揺られて涼しげです♪

 

 

最後にアンケートをご協力いただき、参加記念のピンバッジをお持ち帰りいただきました。

 

皆さま楽しんで頂けたようで嬉しかったです♪

また来年もご参加お待ちしております。

 

(阿久津 瞳)

 

- | 2018.07.29 Sunday 15:05 | comments(0) | - |

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